本商親会がある橋本町は、 「東向商店街」と「餅飯殿商店街」が交わるところに位置し、最もにぎやかな商店街となっています。現在もJR奈良駅からまっすぐ続く、全長1.2kmの商店街である「三条通り」の終点として、興福寺や春日大社に一番近い入口エリアとなっていますが、昔も「伊勢参り」の重要な拠点という役割を担っていました。そのため、奈良から京都・大阪・伊勢までの距離を示すための起点として「奈良縣里程元標」が建てられた場所でもあります。さらに奈良奉行の御触書が建てられた「御高札場」でもあり、それらの復元物が橋本商店街のシンボルともなっています。
インタビュー
鹿が散策し、興福寺の鐘の音が聞こえてくる
長い歴史を持ち、活気にあふれる商店街
橋本商親会のある奈良市橋本町には、江戸時代、奈良奉行の通達が書かれた奈良で一番大きかった高札場が復元されており、また、明治新政府の通達により、奈良県の中心を示す里程元標が復元。このことから橋本町は「奈良のへそ」とも呼ばれ、周囲の数々の歴史的観光スポットとともに、多くの観光客や地元の人たちで賑わいを見せています。
橋本商親会の魅力について、商店街を代表して2名の方にコメントをいただきました。
「地元ならではの個性的な店舗が集まっているのが、橋本商親会。春日大社参道にあり、古都奈良を代表する興福寺や奈良公園、ならまちにもほど近く、ときには奈良公園の鹿が商店街を散策している姿も見かけます。興福寺の鐘の音が聞こえる風情たっぷりな魅力をぜひ味わってください。」
(糸手毬(いとてまり)/橋本商親会会長・青木謙友(上写真))
「橋本商親会は、商工業が盛んになる17世紀以降、奈良の中心として栄えてきた歴史を持つ商店街です。老舗と新しいショップやホテルが入り混じり、歩いて楽しく、餅つきのかけ声も聞こえてくるなど活気にあふれています。近鉄奈良駅やJR奈良駅からも近く、有名観光スポットである奈良公園に隣接し、ならまちへの玄関口でもあります。」
(DRINK DRANK(ドリンク ドランク)/藤林 丈和)
何度でも訪れたくなる橋本商親会。
まだの方は、次のお出かけ・ご旅行の際にぜひ!